欧州、とりわけドイツの犬たちは徹底的に躾けられた上で、より人々の日常生活の近くにいます。多くの飲食店では犬の同伴が認められており、テーブルの下でおとなしく伏せをしています。スーパーなど小売店の店内にはさすがに犬を連れていけませんが、店外でこれまた良い子に飼い主を待っています(写真)。電車やバスの中でも普通に犬連れの乗客がいて犬たちは静かにしています。何故こんな犬たちの行儀が良いのか。飼い主はきちんと躾けることが法で義務付けられており、犬と飼い主(!)を躾ける学校も整備されています。何より、犬をちゃんと躾けられない人は「飼い主失格」と見なす世間の目が厳しいことが最大の理由でしょう。
私自身も犬が家にいますが、欧州人のように厳しく躾けられずに甘やかしてしまいます。欧州の人のほうが、犬を含めた家畜の育て方に伝統的に馴れているせいなのでしょうか。
Dogs in Hamburg , Germany , waiting their master finishing shopping
欧州チーム Y.T.