先月ブラジルの牛肉について書きましたが、かの地の魚介類を忘れていけません。そのなかで特産と言える魚のひとつがピラルクー(Pirarucu)いう淡水魚。アマゾン川などに生息する巨大魚で、大物だと体長3m、重さは200kgほどにもなります。切り身をソテーなどにして料理し、味は白身あっさり目ですがきちんとした旨味と食感があり美味。川魚っぽい臭みはゼロ。ほかの淡水魚ではナマズみたいなこれも淡水魚のピンタード(Pintado)、あのピラニア(Piranha)もあっさりしていてなかなかの味。海産品ではスズキ科のティラピア(Tirapia)などのほか、寿司ネタになるような魚介類はマグロなども含めて私の在任中はほぼ全て揃っていました。牡蠣も日本から母貝を持ってきて養殖しており、味も日本と全くひけを取りません。
これらブラジルの魚介類を見てみたい?それなら絶対行くべきところがサンパウロ中心部にあるサンパウロ市立市場(Mercado Municipal de São Paulo)! 魚介だけでなく農産、畜産もふくめてブラジルの豊かさが実感できます。ブラジルは食べ物が美味しい!
Pirarucu in “normal” size
Entrance of City Market of Sao Paulo, build in 1928.